安全な屋外設置のための⾵圧・構造基準
法令・規定 選定基準 LEDビジョン屋外にLEDビジョンを設置する際、設計段階での⾵圧評価と構造設計による安全確保の両⽅が不可⽋です。
本ガイドでは、施⼯・設計担当者や店舗開発担当者が理解しやすいように、ポイントを整理しました。
⾵圧とは?設計で知っておく基本
屋外に設置するLEDビジョンは、⽇射や⾬だけでなく“⾵”という⼤きな外⼒にもさらされています。
特に⾼所設置や⼤型ビジョンでは、⾵が当たることで⽣じる「⾵圧」が構造に⼤きな負担をかけ、倒壊や脱落のリスクにつながります。
安全な設計・施⼯のためには、⾵圧の基本を理解し、適切な強度設計や固定⽅法を選択することが不可⽋です。
- ・倒壊や⾶散の防⽌
- ・周囲環境への影響回避
- ・維持管理コストの削減


建築基準法に基づく⾵圧設計
屋外に設置されるLEDビジョンは建築物と同様、強⾵時の安全性が求められます。
⽇本の建築基準法では、看板や⼤型設置物に対する⾵圧⼒の算定⽅法や必要強度が規定されており、それに基づいた設計が必須です。
設計・施⼯担当者は、地域ごとの基準⾵速や設置⾼さ、形状係数などを正しく確認し、適切な構造設計を⾏いましょう。
- ・地域の⾵速条件に応じた安全係数
- ・機器サイズ・形状に応じた⾵圧荷重計算
- ・基礎や固定構造への反映
設置場所と⾵環境の評価
屋外⽤LEDビジョンの安全性は、構造強度だけでなく「設置場所の⾵環境」を正しく理解することが重要です。
周囲のビル形状や⾵の抜け道、⾼所特有の⾵の強まりなど、設置環境によって受ける⾵圧は⼤きく変化します。
設計段階で⾵条件を丁寧に評価し、最適な設置位置と固定⽅法を検討することで、⻑期的な安全性と安定した運⽤につながります。
- ・⾵の受け⾯積:⼤きいほど⾵圧増⼤
- ・周囲環境:建物間の通路など局所的強⾵を評価
- ・安全マージン:予期せぬ突⾵にも耐えられる余裕を設計


構造設計での安全確保
⾵圧条件を把握した後は、それを具体的な構造設計に反映させる段階です。
LEDビジョン本体だけでなく、フレーム、⽀持柱、アンカー、基礎までトータルで安全性を確保する必要があります。
適切な材料選定や補強設計、耐⾵性能の検証を⾏い、万が⼀の強⾵時にも倒壊や脱落が起こらない堅牢な構造を実現しましょう。
- ・地重量と安定性:軽量機器は基礎・⽀柱を強化
- ・固定⽅法:地⾯や建物への確実な固定
- ・補強材の活⽤:ブレースや補強材で耐⾵性能向上
メンテナンスと定期点検
屋外に設置されたLEDビジョンは、⽇々⾵⾬にさらされ、時間とともに固定部材の緩みや腐⾷が進む可能性があります。
安全性を⻑期にわたり維持するためには、設置後の定期点検とメンテナンスが不可⽋です。
取付⾦具・ボルト・フレームの状態を確認し、異常があれば早期に補修することで、強⾵時の事故リスクを防ぎ、安⼼して運⽤し続けることができます。
- ・⽀柱・固定部の緩みや腐⾷チェック
- ・台⾵前の強度確認
- ・要に応じた補強・修繕

設計と構造設計の連携が鍵
安全なLEDビジョン設置には、意匠設計と構造設計の密な連携が⽋かせません。
⾵圧条件の把握、設置環境の評価、構造部材の選定、強度計算といった各⼯程を分断せず、⼀貫したプロセスで進めることで、強⾵にも耐えうる安全な設置が実現します。
設計・施⼯担当者は協働し、リスクを事前に洗い出しながら最適な設計を⽬指しましょう。
施⼯・設計担当者は、以下の流れで安全性を確保します。

設計と構造設計が連携することで、屋外設置LEDビジョンの安全性が⾼まります。
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