遠隔配信で運用コストを下げるサイネージネットワーク設計
デジタルサイネージ 広告 収益化現場の手間を減らし、より効率的な運用へ
以前のデジタルサイネージ運用は、現在と比べて多くの手間を要していました。
当時主流だったのは、1台ずつ独立して動作するスタンドアローン型のサイネージです。
この方式では、コンテンツの更新のたびにUSBメモリを持参して現場を回り、手作業でデータを差し替える必要がありました。
デジタル化によって表示内容の変更は容易になったものの、運用面では人の手に頼る作業が多く、結果的に効率化が十分に進まないケースも少なくありませんでした。
このような背景から、よりスマートで柔軟な運用を実現するために、ネットワーク型サイネージへの移行が進んでいます。

ネットワーク化が進む背景
こうした課題を解決するために進化してきたのが、ネットワーク型のサイネージシステムです。
インターネットを介して端末をつなぎ、遠隔でコンテンツを配信・管理できるようになりました。
たとえば、
- ・全国の店舗に一括で映像コンテンツを更新
- ・地域ごとに異なる内容を自動で切り替え
- ・キャンペーン期間が終われば自動で次の映像に切り替え
こうした運用が可能になり、現場の作業コスト削減と情報の即時性を両立できるようになったのです。

遠隔配信の仕組みを簡単に解説
ネットワーク型サイネージの仕組みは、主に3つの要素で構成されています。
1. 配信サーバ(クラウドCMS)
コンテンツを登録・編集・スケジュール設定する場所。
管理者はブラウザ上からアクセスして配信をコントロールします。
2. STB(セットトップボックス)
各ディスプレイに接続され、サーバから送られたデータを受信し、再生する機器。
3. 通信ネットワーク
有線LANやWi-Fi、LTE(4G/5G)などを使ってサーバとSTBを接続します。
これにより、管理者はオフィスにいながら全国のサイネージを操作できるようになります。
特別な技術がなくても、誰でも簡単に遠隔配信ができる仕組みが整いつつあります。

遠隔配信による「コストと価値」の最適化
ネットワーク型サイネージを導入することで得られる効果は、単なる効率化だけではありません。
人件費・移動コストの削減
更新作業のための現場訪問が不要に。
定期的なUSB差し替えや確認作業がなくなります。
情報発信のスピードアップ
店舗や施設の状況に合わせて、タイムリーな情報を即日更新可能。
ブランドイメージの統一
複数拠点でも一貫したメッセージを発信でき、企業イメージの統一に貢献します。

CMSが担う役割と導入のポイント
ネットワーク型サイネージを運用するうえで欠かせないのが、CMS(コンテンツマネジメントシステム)です。
CMSは、配信するコンテンツの登録や再生スケジュールの管理、各拠点への配信設定などを一元的に行う中核的な仕組みです。
従来のように現場でUSBを差し替える代わりに、CMSを通じてブラウザ上で操作するだけで全国のディスプレイに新しい映像や情報を届けることができます。
多くのCMSでは以下のような機能が用意されています。
- ・スケジュール管理機能:時間帯や曜日ごとに異なる映像を設定
- ・配信管理機能:複数拠点への一括配信、または地域別の個別配信
- ・テンプレート機能:デザインやレイアウトを統一し、誰でも簡単に更新可能
- ・ログ・レポート機能:再生履歴や配信結果を自動記録
CMSを導入することで、サイネージの運用は「人が回す」ものから「システムが支える」ものへと変化します。
導入コスト以上に、運用負担の軽減と情報発信の正確性という大きな価値を得られるのです。

サイネージネットワークを支える仕組み ― Unicorn Studioの導入例
株式会社セイビ堂では、こうしたCMSの利点を最大限に活かすため、
自社開発のコンテンツ配信システム「Unicorn Studio(ユニコーンスタジオ)」を提供しています。
Unicorn Studioは、サイネージコンテンツの作成・配信・スケジュール管理をクラウド上で一元化。
難しい操作はなく、ドラッグ&ドロップで映像を登録できるなど直感的・シンプルで現場スタッフにも扱いやすい設計です。
- ・複数拠点のサイネージを一括管理
- ・プレイリストの作成と再生スケジュール設定
- ・再生状況のリアルタイム確認
- ・自動配信による更新漏れ防止
「遠隔配信をもっと簡単に、もっと身近に」
Unicorn Studioは、そんな想いから生まれたCMSです。
多拠点運用の負担を減らし、日常のサイネージ管理をよりスマートに支えます。
シリーズで広がる「運用の見える化」
Unicorn Studioは、セイビ堂が提供する「Unicorn Mediaシリーズ」のひとつです。
シリーズ全体で、配信から分析・保守までをカバーしています。
- ・Unicorn Player:STBでの再生制御を行うプレイヤー
- ・Unicorn Analyzer:AIカメラで取得したデータを可視化
- ・Unicorn Keeper:STBの死活監視・遠隔操作ツール
これらを組み合わせることで、配信状況を「見える化」し、デジタルサイネージを“運用資産”として活かすことができます。

まとめ
かつてのスタンドアローン型から、今はネットワーク型へ。
デジタルサイネージは「見せる」だけでなく、「運用する」時代に進化しています。
遠隔配信の仕組みをうまく取り入れることで、人の手を減らしながら、よりタイムリーで魅力的な情報発信が可能になります。
セイビ堂では、Unicorn Studioを中心としたネットワークサイネージ設計を通じて、
お客様の目的に合わせた柔軟な運用サポートを行っています。
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